【ホラー・ファンタジー】南の子供が夜いくところ|「夜市」の作者が描く、幻想ホラーファンタジー!一家心中から逃れた少年の不思議な体験、不老の謎多き美女の過去、半分植物になった元海賊の運命…などなど。南の島を舞台に語られる7つの物語は、神秘的で恐ろしく、切なく残酷で、時に温かい。‟どこかへ連れ去られる恒川マジック”が魅力的!
作者名:恒川 光太郎 角川ホラー文庫
からくも一家心中の運命から逃れた少年・タカシ。辿りついた南の島は、不思議で満ちあふれていた。野原で半分植物のような姿になってまどろみつづける元海賊。果実のような頭部を持つ人間が住む町...