2020-09

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短編集

【短編集】行き先は特異点|年刊日本SF傑作選の、第10集目。有名作家の作品が目白押し!斬新な発想・意外な展開・驚きの結末に満ちた小説が16編に、気鋭のSF漫画家のコミックが3編収録された、贅沢な作品集!巻末の第8回創元SF短編賞受賞作は、特におすすめです。

大森 望・日下 三蔵 編  創元SF文庫 2016年の日本SF短編の精華を収録。今年度版には秋永真琴、上田早夕里、円城塔、北野勇作、倉田タカシ、小林泰三、諏訪哲史、高山羽根子、谷甲州、飛浩隆、酉島伝法、藤井太洋、牧野修、眉村...
SF

【SF】旅のラゴス|文明崩壊後、人々が超能力を得るようになった世界で、終わりなき旅をする男ラゴス。何度も危険な目に合いながらも、決して旅をやめない彼は、人と出会い知識と出会い、不思議な世界を巡り続ける!誠実な旅人の波乱万丈な一生を描いた、傑作SFロードノベル!

作者名:筒井 康隆   新潮文庫 北から南へ、そして南から北へ。突然高度な文明を失った代償として、人びとが超能力を獲得しだした「この世界」で、ひたすら旅を続ける男ラゴス。集団転移、壁抜けなどの体験を繰り返し、二度も奴隷の身に...
青春・人間ドラマ

【青春・戦争】卵をめぐる祖父の戦争|作家のデイヴィッドは、祖父の戦争体験について書こうと取材をするが…。彼の口から語られたのは、当時のロシアの悲惨な食糧難と戦闘行為。そして「卵を見つけてこい」という、奇妙な任務!戦争の残酷さと、若者の友情・冒険を描いた傑作です!

作者名:デイヴィッド・ベニオフ   ハヤカワ文庫NV 「ナイフの使い手だった私の祖父は十八歳になるまえにドイツ人をふたり殺している」作家のデイヴィッドは、祖父レフの戦時中の体験を取材していた。ナチス包囲下のレニングラードに暮...
ミステリ

【ミステリ】夜の国のクーパー|猫×ミステリ×戦争×ファンタジー!平凡な男が目を覚ますと、胸の上にちょこんと猫が。「ちょっと話を聞いて」と猫が語り始めたのは、戦争で負けた国で起こった事件…そして、摩訶不思議な‟クーパーの兵士”の話。ミステリとしても異世界ファンタジーとしても傑作!

作者名:伊坂 幸太郎   創元推理文庫 目を覚ますと見覚えのない土地の草叢で、蔓で縛られ、身動きが取れなくなっていた。仰向けの胸には灰色の猫が座っていて、「ちょっと話を聞いてほしいんだけど」と声を出すものだから、驚きが頭を突...
ホラー

【ホラー】死者の書|有名作家の伝記を書くために、ある田舎町を訪れた青年。人々は好意的だけれど、この町は何かがおかしい?事故が起きた時「俺じゃないはずなのに!」とは一体どういうこと?行ってはならない町で起きる異常事態!衝撃のデビューを飾った、ダーク・ファンタジーの傑作。

作者名:ジョナサン・キャロル   創元推理文庫 ぼくの目の前で、少年がトラックにはねられた。事故のあと町の人間が聞いてきた。「あの男の子、はねられる前は笑ってました?」笑って?…ここはアメリカの小さな町。1人の天才作家が終生...
ミステリ

【ミステリ】巴里マカロンの謎|11年ぶりの新刊!小市民が帰ってきた!目を離したすきに増えたマカロンや、激辛揚げドーナツの行方など、小鳩君と小佐内さんのスイーツ&トラブルにまた会える…。またしても小佐内さんが拉致されたりと、とんでも事件に事欠かない2人は、大人しくしていられる?

作者名:米澤 穂信   創元推理文庫 「わたしたちはこれから、新しくオープンしたお店に行ってマカロンを食べます」その店のティー&マカロンセットで注文できるマカロンは三種類。しかし小佐内さんの皿には、あるはずのない四つ...
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